高所作業車
皆さん、こんにちは!「原」 でございます。
残暑もありますが今年は秋の気配が早く感じられるような気がしますね~🍂
今日は【高所作業車】の転倒災害防止についてお話しします。
先日に建設現場で、垂直式高所作業車(4.8m式)を使用した
鉄骨耐火被覆吹付後のコテ押さえ作業中に、被災者を乗せた状態で高所作業車が転倒する災害が発生しました。
『原因』
高所作業車のキャタピラを床段差からはみ出して設置したため、
被災者が作業床上を段差側に移動したときにバランスが崩れてしまい転倒してしまった。
被災者は左足関節脱臼骨折等で28日の休業見込みでああるが、転落時の作業床の高さが
4.3mあり、一つ間違えば死亡災害となる可能性もありました。
『対策』
①高所作業車の設置場所を確認する
高所作業車(タイヤ式・キャタピラ式)を設置する際に、床段差・凸凹などの障害物がないかを事前に確認する。
床段差があった場合は、タイヤ・キャタピラが段差等にかからないように設置しましょう。
また、高所作業車を使用する者は、作業開始前に必ず高所作業車のタイヤ・キャタピラの
安全性及び水平設置も目視して、転倒リスクのないことを確認する。
②床段差等の見える化表示、ストッパー等の設置を行う
作業段差の床段差等危険個所の見える化を実施する。可能な場合は、物理的に
タイヤ・キャタピラが段差にかからないようにストッパーの設置をする。
③高所作業車の転倒リスクを周知する
キャタピラ式の高所作業車は、タイヤ式の高所作業車に比べて安定感があるように感じますが、
設置位置と作業員の作業床上での位置によっては、ほんのわずかな段差でもバランスを崩して
転倒することを現場内で周知する。
そして災害発生連鎖を止めるためには
・作業手順通りに作業が進んでいるかを確認
・職長等によるパトロール活動
・休憩前の声掛け
このような点がとても大切です。
そして、作業員たちは常に危険との隣り合わせなので感謝の気持ちを忘れずに
私たちは過ごしていきたいものです。😣
金成では、一緒に働いてくれる現場施工の職人(クルー)や、
CADを使った設計業務ができる方を常時募集しております。(ALC壁材の取付け作業など、未経験者大歓迎です)
もし気になったら、お電話(045-574-9391)か、弊社ホームページでお問い合わせください。
皆さまからの募集をお待ちしております。
以上、原でした。明日もご安全に。
※前回の記事はコチラからご覧いただけます⇒ 「秋の全国交通安全運動」
株式会社金成
〒230-0078 神奈川県横浜市鶴見区岸谷4-28-45-1F
TEL:045-574-9391
FAX:045-574-9392