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新札発行💴

こんにちは!金成、川﨑です!

 

 

 

 

 

 

早いもので2024年も半分を終えようとしていますね😓

つい最近、関東では13日遅い梅雨入りが発表されたにもかかわらず、もう夏は目の前☀といった天気が続いています。

毎年言っていますが、熱中症対策をしっかりしながら毎日頑張ってまいりましょう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

7月といえば、7月3日から新札が発行されますね!!

 

 

 

 

お札のデザインが変わるのは20年ぶりとのことで、今回のデザイン変更に伴い偽造対策が強化されるほかにも、お札の識別をしやすくするための新たな工夫などが施されているようです!

本日は、新札のデザインや発行の目的、お札の特徴をご紹介します💴✨

 

 

 

 

 

 

【デザインについて】

新しい一万円札には幕末期から昭和初期までの長きにわたり活躍した「日本資本主義の父」と呼ばれ500社以上の会社の設立に携わった実業家「渋沢栄一」、五千円札には初めて日本人女性で海外留学をし、現在の津田塾大学を創設した女子教育の先駆者「津田梅子」、千円札には「近代日本医学の父」と呼ばれ、世界で初めて破傷風菌の純粋培養に成功し、私立北里研究所を創立した細菌学者「北里柴三郎」が採用されています。

新しいお札の肖像になった3名は、新たな産業の育成、女性活躍、科学の発展といった面から日本の近代化に大きく貢献した偉人です。

 

 

 

 

 

 

 

 

裏面のデザインも変更され、日本を代表する歴史と伝統、美しい自然、文化などを採用しています。

一万円札は赤レンガ駅舎として親しまれてきた歴史的建造物である「東京駅丸の内駅舎」、五千円札は古事記や万葉集にも登場し、日本では古くから広く親しまれている「フジ(藤)」の花、千円札は江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎の代表作である「富嶽三十六景・神奈川沖浪裏」が採用されています。

 

 

 

 

 

なお、大きさは今までのお札(平成16年発行)と変わりありません大きさが変わると、ATMなどの現金取扱機器の対応に多くの時間や費用を要することが考えられるため、関係者の負担をできるだけ抑えるために今までのお札と同じ大きさとなっています。

 

 

 

 

ちなみに20年ぶりのデザイン変更と話しましたが、1万円札に関しては昭和59年(1984年)に福沢諭吉が40年にわたり採用されており、実質40年ぶりに肖像が変更されたことになります!

 

 

 

 

私たちにも馴染みが深い福沢諭吉の一万円札から一新してしまうのは少し寂しいですが、新しいデザインのお札が手元に渡ってきたらしみじみ眺めてしまいそうです🤭

 

 

 

 

 

 

【新札にする目的は?】

では、なぜお札を新しくするのでしょうか?それは、偽造対策の強化ユニバーサルデザインの向上です。

新しいお札では、より偽造しにくいように新しい偽造防止技術を採用したほか、誰にでも使いやすいお札を目指し様々な工夫が施されているのです。

 

 

 

 

偽造対策については、主に「すき入れ」(すかし)「ホログラム」に最新の偽造防止技術を採用しています。

 

 

 

 

「すき入れ」は「すかし」ともいわれますが、お札を光にかざすと肖像などが浮かび上がる技術です。今までのお札のすき入れは肖像のみですが、新しいお札では肖像の背景に小さな菱形の模様が連続的に入っています。この菱形の模様は「高精細すき入れ」といい、とても細かい線で構成しているため偽造をより困難にする効果があります。

 

 

 

【イメージ図】

参照:政府広報オンライン(https://www.gov-online.go.jp/)

 

 

 

「ホログラム」は今までの一万円札と五千円札にも採用されており、金属光沢があり、角度を変えることで違った模様が見える技術です。コピー機やプリンターなどでお札を印刷しても、このホログラムの特性が失われるため、偽造防止に有効です。新しいお札では、立体的な肖像が左右に回転するデザインの「3Dホログラム」を採用し、一万円札、五千円札、千円札の3種類全てに貼ってあります。この技術が導入されたお札は、世界初となります!!

 

 

 

【イメージ図】

参照:政府広報オンライン(https://www.gov-online.go.jp/)

 

 

 

 

ユニバーサルデザインの向上においては、年齢や国籍、障害の有無にかかわらず、誰もが使いやすいようにユニバーサルデザインが更に工夫され、今までのお札から、主に次の4点を変更しています。

 

 

 

 

①識別マークの配置や形状の変更

識別マークとは、指で触ってお札の違いを識別できるよう、インキを高く盛り上げる特殊な印刷方法によりお札の表面にざらつきを作っているものです。今まではお札の種類ごとに異なる形をしていましたが、新しいお札では、11本の斜線に統一しました。その上で、今まではどのお札でも表面の左下と右下に配置していたものを、新しいお札では種類ごとに配置を変えることで、識別しやすいように変更しています。

 

 

 

●一万円札…お札の左右中央

●五千円札…上下の中央付近にありますが、二つ折りにされることを考慮し、折ったことで識別マークが分かりにくくならないよう、上にある識別マークは少し右に、下にある識別マークは少し左にずらしています。

●千円札…右上と左下の対角上にあります。

 

 

 

②すき入れの位置の変更

今まではどのお札でも中央にすき入れがありましたが、新しいお札では五千円札のすき入れの位置を表面から見て左側に変更しました。一万円札と千円札のすき入れは今までと同じ中央です。すき入れの部分には印刷がないため、触ると紙本来の感触があります。面積も大きいので、この感触の違いが識別ポイントになります。

 

 

 

③ホログラムの形状の変更

ホログラムは、触るとつるつるしているので、これが識別ポイントになります。新しいお札では、ホログラムの形状を変更しています。具体的には、新しい一万円札と五千円札には、お札を横長に持ったとき、上から下までつながるように幅12mmの細長いホログラムが貼ってあります。一万円札は左寄りに、五千円札はやや中央寄りに配置しています。今までの千円札にはホログラムがありませんでしたが、新しい千円札には、幅24mmの四角形のホログラムが表面左下に貼ってあります。

 

 

 

④額面数字の拡大など

額面の「10000」や「5000」といったアラビア数字が、今までのお札と比べて表面では2倍から3倍、裏面では5倍ほど大きくなりました。また、お札の色味については、一万円札の茶色、五千円札の紫色、千円札の青色といった今までのお札の色味をベースとしつつも、新しい千円札の中央部分に橙色を配置しグラデーションをつけることで、五千円札と千円札との見え方が異なるように工夫しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

今まで意識的にお札を見ることがあまりなかった私は、今回このブログを作成するにあたり様々な印刷技術が施されていて、驚きました😲!!

今回のデザイン変更で、より防犯面で効果を発揮し、様々な人がより使いやすくなることを願います✨

これまでのお札も引き続き使用できますので、「これまでのお札が使えなくなる」などといった詐欺行為には十分に注意しましょう😭💦

 

 

 

 

 

 

それでは、本日はこの辺で!

 

 

 

 

 

 

皆さん本日もご安全に!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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