だんだん日差しも増え、暖かくなってきました。気温上昇でコロナが終息するといいなあと思っている 「原」 でございます。
さて、今回は壁以外の用途についてご覧いただこうと思います。ALCといえば壁材として認知されている材料ですが、実は壁以外にも使われております。それは、「床」。
軽量かつ強度もあり、施工性も高いという理由で、軽量鉄骨構造の集合住宅などといった床材として、ALCが使われることも多くあります。
具体的にはこんな感じで、
鉄骨で組み上げた屋根部分に、ALCを敷き詰めていき、床として活用されています。
まずは、材料を搬入して、先ほどのように敷き詰めていきます。
実際には、敷き詰めたとしても、鉄骨の取り合いや金物の都合でこのように隙間が空いています。メジャーを当てて鉄筋がきちんと規定通りの長さで入っているか、鉄骨とのかかり部分の寸法が適正か?など、専門の現場監理担当者がしっかりと検査を行ったうえで、
最終的には、隙間部分には 「ドライモルタル」 を充填して隙間を埋めていって、出来上がりはこんな感じです。
いかがでしょうか?壁材として認知度は高いALCですが、その強度と軽さ・施工性を生かした床施工についても、金成では確かな技術と信頼できる検査体制で、お客様のご要望にお応えしております。床施工のご要望がございましたら、是非 「技術と信頼の金成」 にお声がけくださいませ。
以上、原でした。明日もご安全に。
※前回記事 → 「技術の金成、そのテクニックの一部をお見せします。」は、コチラからご覧いただけます。
※金成では、一緒に働いていただける「クルーの方」(ALC壁材の取り付け作業など、未経験者大歓迎!!)や、
CADを使った設計業務ができる方を常時募集しています。
もし気になったら、問い合わせだけでもしてみてください。
お問い合わせは、コチラから
2020年4月の一覧
技術の金成、そのテクニックの一部をお見せします。
しばらくぶりのブログになりました。コロナに負けない 「原」 でございます。
このところのコロナ騒動から緊急事態宣言まで出されている昨今ですが、わが社はクルーともども元気にお仕事させていただいております。
今回は、お客様の 「緊急」 なご要望にお応えすべく、ALC壁の開口部(穴が開いている部分)の位置を変更する改修をやらせていただきました。
壁面には、窓だったり、ドアだったりという理由で、必ずと言っていいほど 「開口部」 を設けなければなりません。新築の際にあらかじめ位置が決まっているので、我々ALCクルーは、図面に基づいて開口部を作っていきます。
ところが今回は、すでに予定して作った開口部を横にずらしてほしいというご要望をいただきましたので、作業させていただきました。
工事前の開口部の状況はこうでした。
これを改修作業して、開口部を右へ移動した完成形がこちらです。
どうでしょう? パッと見はわかりずらいんですが、右へ開口部が移動しているんです。
並べるとわかりやすいでしょうか。幅広のALCパネルの位置が、右と左で逆になっています。
出来上がりだけ見ると、ずらしただけ?っていう感じもしますが、実は全部外して付け替えているんです!
まず、パネルの外面に打ち込んであるシール材を、カッターで切り離して、壁を外せるようにします。
壁が外せるようになったら、下の写真のようにALCの版を外し、さらに固定していたアングル材も取り外します。
そして、アングル材をセットしなおしたうえで、パネルを入れかえれば、
開口部を右にずらすことができました。
新築現場はもちろんですが、こういったお客様のご要望にも迅速かつ正確に作業させていただく
のが、金成クルー集団のテクニックでございます。
ALCやECP(押出成形セメント板)の改修や補修なども、是非 「技術の金成」 に声がけくださいませ。
ということで、以上原でした。明日もご安全に。
※前回記事 → 「クルー紹介 その2」は、コチラからご覧いただけます。
※金成では、一緒に働いていただける「クルーの方」(ALC壁材の取り付け作業など、未経験者大歓迎!!)や、
CADを使った設計業務ができる方を常時募集しています。
もし気になったら、問い合わせだけでもしてみてください。
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