9月30日はクレーンの日

皆さん、こんにちは！

原です。

９月３０日は『クレーンの日』です。

クレーン等による労働災害は、長期的には減少傾向にあるものの、

近年は高止まりで推移しており、令和３年における発生状況は、

死亡者数が５４人で、前年に比べて１２人の増加、死傷者数(休業４日以上)は１千６４４人で対前年５５人の増加となっています。

令和３年の、クレーン等による死傷災害を業種別にみると、製造業が最も多いです。

次いで建設業、運輪交通業となっています。

また、死亡災害は建設業が２１人、製造業が１９人で、この２業種で全体の約７４％を占めています。

クレーン等による労働災害を防止するには、

♦定期的に自主検査及び作業開始前点検を確実に施錠し異常個物の補修等を徹底する。

♦クレーン運転、玉掛け作業は有資格者が行う。

♦適正な作業マニュアルを作成して作業者に周知・徹底し、

　クレーン等の運転及び玉掛け作業を安全・確実に進める。

などを必ず実行することが必要です。

この他、リスクアセスメントを実施して、リスクの高い箇所や作業を改善すること、

作業前のミーティングやKYK(危険予知活動)などの日常生活を確実に励行すること。

作業中は指差し呼称で安全を確認することなどが重要です。

『クレーンの日』を契機に、クレーン等による事故・災害防止対策を見直して徹底しましょう。

以上、原でした。

来週もご安全に～～