中秋の名月🌕
こんにちは!金成、川﨑です!
先日の話になってしまいますが、9月17日は「中秋の名月」でしたね🌕
皆さまは空を見上げて、月は御覧になりましたか?
私は、帰宅後に娘を迎えに行った後に大きな満月を見ることができました!
(娘は「おつきさま こんばんは」の絵本が大好きで、よくお月さまを見つけては教えてくれます😊)
中秋の名月というと、お月見をしながらお団子を食べるイメージかと思うのですが
皆さまは「中秋の名月」について詳しくご存じですか?
月に関連するイベントだと「十五夜」も連想されるかと思いますが、違いは分かりますか?
今回は、秋の訪れを待ち望む私が「中秋の名月」について深堀してみようと思います🌕✨
日本では月を眺めて、お団子を食べるイメージが定着している中秋の名月ですが
実は中国が由来の風習で、平安時代に日本に伝わったとされています💡
中秋とは、旧暦の8月15日を指し、旧暦では7~9月を秋としているため、8月15日がちょうど秋の真ん中となります。
また、その頃は1年を通して最も月が美しい時期であるとされたことから、平安時代の貴族たちは中秋の名月に
月を眺めて和歌を詠む「観月の宴」を開いて楽しんでいたそうです。
たしかに9月を過ぎると、徐々に日が短くなってくるのと同時に、空気が乾燥してきて澄んでくるので
夜空を見上げるだけでも、心が洗われるような感覚になりますよね😳
では、私たちに馴染みのある「十五夜」とはどのような違いがあるのでしょうか?
月は、新月から満月まで15日かけて少しずつ満ちていくことから、旧暦では新月の日から数えて
15日目の夜を十五夜と呼んでいたそうです。
すなわち、十五夜は秋に限ったものではなく、旧暦15日の夜がすべて「十五夜」なのです!
十五夜こそ秋のイメージが強かったので、この事実にはビックリしました😲!!
一般的には十五夜と中秋の名月は同等の意味で捉えられることが多いですが
本来は旧暦8月の十五夜を「中秋の名月」と覚えておくと、鼻高々に話すことができますよ!🤗
中秋の名月に準備するものといえば、「月見団子」かと思いますが
それ以外にもお供え物として挙げられているものがあるのでご紹介します👆
ちなみに、なぜ「月見団子」なのでしょうか?
冒頭でこの風習は中国が由来とお話ししましたが、中国では伝統菓子の月餅をお供えしていました。
日本では芋類や豆類が供えられ、形を変え今の月見団子になったそうです。
その昔、農民たちは月の満ち欠けで時の流れを計り、季節の変化を感じ取って農作業をしていましたが
農民たちにとって、秋は作物の収穫時期に当たります。
月の満ちた姿を模した、丸くて白い団子は豊作への祈りや感謝はもちろん、物事の結実や幸福の象徴とされ
供えた後の団子を食べることで健康と幸福を得られると考えられていました。
皆さまも縁側に台を置き、その上に十五夜にちなみ15個の団子を渦高く盛ってある光景を見たことがあるかと思いますが
これは昔ながらの伝統の供え方になります。
山のように団子を積むのにも理由があり、一番上の団子が霊界に通じると信じられていたからと言われているそうです😱
ちなみに、中秋の名月はサトイモやサツマイモの収穫時期に当たることから「芋名月」とも呼ばれ、豊作を祝う祭りのような意味も込められています。
サトイモなどの収穫物を残す地域も多く存在し、関西では関東のような丸い月見団子ではなく
先を少し尖らせた餅をこしあんで包んだサトイモのような形の団子が一般的だそうです💡
月見団子の隣に並んで中秋の名月の供え物の定番のススキにも、供える理由があります。
古来日本では、背の高い稲穂は神様が降り立つ「依り代(よりしろ)」だと信じられてきました。
そのため、神様のお供え物として米や稲穂をよく用いましたが、中秋の名月の時期はまだ穂が実る前のため
形が似ているススキを稲穂の代わりに備えたことが風習の起源とされています。
また、ススキには邪気を柄う力があると考えられており、中秋の名月のススキには
災いなどから収穫物を守り、翌年の豊作を願うという意味も込められているそうです。
このように深堀していくと様々な諸説があり、面白いですよね♫
しかし、現代では毎年決まった日にちではないことや、生活様式と合わない部分があることなどから
どことなく縁遠い風習になりつつあるように感じる「中秋の名月」🌕
私も今年は平日ということもあり、普段の生活をバタバタと過ごして準備をすっかり忘れていました💦
綺麗な月を鑑賞するだけでなく、豊作を祝う一つの儀式だったということで
普段私たちが口にしている食べ物が誰かの手によって大事に育てられて、自分の手に渡ってきたことを
感謝する日として来年からは「中秋の名月」を楽しもうと思います😊✨
それでは、本日はこの辺で!
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