ALC建材について!
こんにちは!皆さん、初めまして。
今回より、今まで記事を書いてくださっていた川崎さんに代わって金成ブログの担当となりました、
事務の田辺と申します。
ちなみにこの記事を書いている段階ではまだ働き始めて3日目のペーペーです(笑)
稚拙ながら、金成という会社に興味を持っていただけるような記事を書いていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
さて。皆さんは、当社の主たる取扱物のひとつ、ALCというものについてどれだけ知っているでしょうか。
←ALCを使用した壁
建設業界の方からすれば常識レベルかもしれませんが、未経験からクルーになりたい方など、
意外と知らない、という方もいると思います。
ですので本日は、ALCについて、簡潔に、わかりやすくご紹介いたします。
既に当社サイトの『業務案内』ページや、過去のブログ記事でも何度か紹介しているのですが、今回は『ALC』という素材自体に注目し、由来なども含めて、多角的にご紹介いたします!
業務案内ページ↓
https://kinsei-yokohama.com/work
1.概要
ALC建材とは、軽量気泡コンクリートのことを指します。英語では「Autoclaved Lightweight aerated Concreate」と呼ばれ、それぞれの頭文字をとってALCという略称で呼ばれているのです。
2.由来
そのはじまりは、なんと今から100年ほど前のスウェーデンです。そのあと、1962年に日本に伝えられ、そこから日本独自の改良(内部に鉄筋を組み込む等)が重ねられて発展してきた、現在まで使われている、非常に長い歴史を誇る建材となっています。
3.用途
主には壁材などに使われますが、実は床材としての需要も高いのです!当社でも施工を行っています✌
その時の紹介記事↓
https://kinsei-yokohama.com/archives/712
4.製法
元々の着想は自然介から得ています。火山地帯で、何万年もかけて生成される『トバモライト』、という実在する結晶の生成過程を、人工的に再現しているのです。
水と主成分(珪石、セメント、生石灰、アルミ粉末)を混ぜた混合液を、オートクレーブ(高温高圧蒸気)という方法で10時間程度養生することで、セメントや生石灰などのアルカリ成分と、アルミ粉末が化学反応を起こします。すると水素ガスが生まれ、それらが気泡を生み出します。それによってALCはどんどん膨らみ、養生前と養生後ではなんと大きさが2倍程度も変わるのです。
5.魅力
そんなALCですが、その性質は非常に安定しており、化学変化が起こりづらく、気温、湿度による形状変化も起こしづらいです。そこで、建築素材としての魅力をまとてみました!
・不燃性なので、火に強い!
・補強材が組み込まれているので、頑丈!
・気泡が音を吸収するため、防音性が高い!
・気泡が湿度を調整してくれ、断熱性も高いので快適!
・有害物質なんて含まれないので、安心!
・・・──・・・
以上、ALCの説明でした!日々、これらを当社クルーが信頼の高い技術で施工しているわけなんですね!
次は、当社のもうひとつの取扱物、ECPについてご紹介させていただこうかな、と思います。
それでは皆さん、本日もご安全に~。
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