防災キャンプから学ぶ⛺
こんにちは!金成、川﨑です!
皆さまはお盆休みどのように過ごされましたか??
私は家族と一緒に海や花火など、夏の風物詩をしっかり満喫できました🎇🌊☀
中にはトレンドでもあるキャンプを楽しまれた方も多いのではないでしょうか?
私は虫が苦手という理由でキャンプを敬遠してましたが、外遊びが大好きな娘たちに
自然と共生する醍醐味を知ってもらいたいと思い、遅ればせながら今年の秋にデビューを予定しています💡
そんな中、キャンプの下調べをしていると【防災キャンプ】という文字が飛び込んできました。
猛暑に加え南海トラフを連想させる地震や台風など、今年の夏は特に自然災害が多かったですよね💦
本当に大規模災害が東京で起こった場合、救援物資だけでなく避難所も不足することが予想されます。
そうなると、救援が届くまでは自分で自分の身を守る必要が出てきます。
避難生活を過ごす上で最も大事なことは【衣食住の確保】です🏡🍚👕
可能な限り、普段の生活に近い状態で過ごすために、必要最低限の衣食住を確保して快適にするのがとても重要です。
そこで、防災キャンプがそのために必要な知識や技術を身に着けるために有効であると言われています💡
今回は、防災キャンプの魅力や必要性について掘り下げていこうと思います⛺✨
防災キャンプが有効な理由は以下の通りです💡
◎災害時の適切な行動が学べる
住居・電気・ガス・水、全てが揃った環境で生活していると、災害が発生した時に「何が必要になるのか」「どのような行動が適切か」が想像しにくいと思います。
避難時と同様の環境下で実際に生活を行ってみることで、どのようなことに不便さを感じるのかを体感できます。
それに伴い、災害発生時の正しい行動が分かるようになるので、事前に準備すべき物も把握できます。
災害時の行動を知っていれば、災害時に不安に駆られることもなくなるかと思うので、今すぐにでも体験しておきたいです!
◎防災意識が育まれる
学校やテレビなどで「防災対策が重要」という文言を聞いたことがあっても、すぐに対策しようと真に受け止める方は少ないのではないでしょうか。
防災キャンプを通じて、災害の怖さや日々の備えの重要さを学ぶことで防災意識が育まれます。
防災キャンプで養った防災意識は、周りの人達にも伝達することで、社会全体の防災意識の向上にも繋がるのです。
また、地域の防災のための交流会などに積極的に参加することで、他の人が体験した生きた情報を自分の知識にプラスすることが可能です。
身近な人の体験はテレビなどの情報よりも印象に残りやすいはずです。
自分のためにも、自分の身の回りの人たちのためにも、防災キャンプは有効と言えそうですね!
◎避難生活を送るスキルが身につく
災害時の行動を頭では分かっていても、実際にやったことがなければ、いざ災害が発生した際にスムーズに行動できません。
大きな地震や津波、土砂崩れが起きている場合、一分一秒の判断の迷いが命取りになります。
防災キャンプで避難生活を送るスキルが身に付いていると、必要な道具の有無を即座に判断し、避難所へとスムーズに逃げられます。
避難生活で電気やガス、水道がない環境でも、生きながらえる確率が大幅に上がることでしょう。
知識をしっかりアウトプットすることで、ようやく自分の身に付くようになるはずです👍
では、実際に防災キャンプをやるにはどのようにすればよいのでしょうか?
防災キャンプに必要なのは、電気・ガス・水道がない環境です。
自治体が開催するイベントに行く方法と、自分で庭やキャンプ場に行く方法の2つがあります。
①自治体が開催するイベントに参加する
地方自治体が開催する防災キャンプに参加することで、誰でも簡単に避難生活を体験できます。
自治体が開催するイベントを利用するメリットは、以下のとおりです。
・他の参加者たちと意見交換ができる
・自治体が企画したプログラムに沿って、幅広い体験ができる
・道具の準備がほとんど必要ない
大がかりな防災キャンプには、予算と人手が必要になるので、まずは地域の自治体が防災キャンプを開催していないか、確認してみてください🙋✨
②庭やキャンプ場で実践する
自治体が防災キャンプを開催していない場合や、自由に防災キャンプを行いたい場合には、庭やキャンプ場でも体験できます。
自宅で災害が発生したと想定して、まずは避難するまでの行動をシミュレーションしてみると良いでしょう。
その後、庭やキャンプ場で避難生活を送ってみます。
テントの設営、火起こし、料理、簡易トイレ、寝袋での就寝と、一通りの避難生活は疑似体験できるでしょう。
では、あわせて自宅で防災キャンプをする場合の具体例をご紹介します🎵
不便さを実感できるとともに、対処法が身に付くので、ぜひ実践してみてください!
★摩擦の熱で火を起こす
木を擦り合わせてできる摩擦の熱によって火種を作る、原始的な方法で火を起こしてみましょう。
普段当たり前のようにある火を1から起こすことが、どれだけ難しいか実感できると思います。
摩擦の熱で火種を作るやり方がある程度理解できれば、次にファイヤースターターを使ってみてください。
ファイヤースターターは、キャンプでよく使用されるマグネシウムでできた棒にストライカーを擦ることで火花を起こす道具です。
木を擦り合わせるよりもファイヤースターターの方が着火しやすいので、防災グッズの中に入れておくと安心だということが分かるでしょう。
★自宅の電気・ガスを使わずに料理をする
災害発生時には、電気・ガスの供給が止まり、水の確保も難しくなります。
電気・ガスを使わずに最低限の水だけで、料理を作ってみてください。
ファイヤースターターで着火した火を使い、熱を加えます。
文明の力を使わず、自力で料理を作れる能力が養われます。
★コンセントの電気を使わずに一夜を過ごす
避難生活を想定し、電気を使わずに一夜を過ごしてみましょう。
ランタンやろうそくを使って、薄明かりで夜を乗り切ります。
ただし、テント内で長時間火を使用すると、一酸化炭素中毒や火災の危険があるので注意が必要です。
夜になると冷え込むので、防寒対策も必要になるでしょう。
どのような対策が最も暖をとれるか、試行錯誤してみてください。
防災キャンプを実際に行うと災害時に何が必要になるのかが明確になってくるかと思います。
ですが、具体的に何から準備をすればよいのかキャンプ初心者の方からすると悩んでしまいますよね。
キャンプでも使用する以下のようなアイテムを、まずは防災対策として準備しておきましょう👆✨
◎ポータブル電源
停電によって電気の供給が途絶えた状況でも、電化製品への供給を可能にするアイテムが、ポータブル電源です。
ポータブル電源とは、モバイルバッテリーを超える大量の電気を蓄え、コンセントがない環境でも、AC出力から電化製品に給電できる機器を指します。
冷蔵庫や冷暖房器具、調理家電に給電することで、普段通りの生活を送ることが可能です。
また、ソーラーパネルと組み合わせることで、いつでもどこでも太陽光発電ができるので、避難生活が終わるまで電気に困ることはありません。
これは、まずは一家に一台準備しておきたいですね!
◎カセットコンロ
災害発生時には、ガスの供給が遮断される恐れがあります。
また、ライフラインの中でもガスの復旧が最も遅いと言われているため、カセットコンロの準備も必需です。
カセットコンロがあると、レトルト食品・缶詰類などの非常食や冷蔵庫の食材に熱を通せるだけでなく、お湯を沸かすことで体温を下げずに体を洗えます。
カセットコンロと合わせて、ガスボンベの備蓄も忘れないようにしてくださいね!
◎シュラフ
避難生活で体力を温存したり、感染症予防のために免疫力を維持したりするためには、快適な睡眠が欠かせません。
災害が発生すると、硬い地面での就寝を余儀なくされる場合があります。
シュラフがあると、体を冷えから守れて、ある程度のクッション性を確保できます。
防災対策としてのシュラフは、以下のポイントを踏まえて選びましょう。
・秋・冬用に気密性が高いマミー型、春・夏用に気密性が低い封筒型
・保温性に優れたダウン素材
・避難時の携帯性に優れた直径15cm×30cmに収まるサイズ
◎LEDランタン
夜の照明代わりにLEDランタンがあると便利です。
LEDランタンは、火を使わないため、一酸化炭素中毒や火災の心配がありません。
USB充電式を選ぶことで、乾電池が入手できない状況でも、ポータブル電源とソーラーパネルを組み合わせていつでも点灯できます。
また、LEDランタンは連続使用可能時間が長いことも特徴です。
◎簡易トイレ
水道の供給が遮断されているとトイレで水を流せません。
そこで、簡易トイレがあるとどこでも簡単に用を足せます。
簡易トイレには便器に設置するタイプと携帯タイプがあります。
自宅で避難する際は便器設置タイプで問題ありませんが、自宅から避難するケースも想定して携帯タイプも準備しておきましょう。
排泄物の臭い漏れを防ぐために、凝固速度が速いタイプがおすすめです。
◎クーラーボックス
停電が発生して冷蔵庫が機能しなくなった場合のために、クーラーボックスを用意しましょう。
冷凍庫に入れておいた保冷剤をクーラーボックスに移すことで、長時間冷却効果が持続します。
クーラーボックスにはソフトタイプとハードタイプがありますが、防災対策には保冷力に優れたハードタイプがおすすめです。
上記のアイテムは、ネット通販やホームセンターでの購入になるかと思いますが
実は100均でも防災グッズが手に入ることをご存じでしたか??(私は最近まで知りませんでした、、)
今回は100均で手に入る防災グッズも少しご紹介しておきます✨
私も今すぐにでも100均に買いに行こうと思います、、、!!!
◎ヘッドライト
災害は昼間に起きるとは限りません。100円ショップで入手できるヘッドライトがあると、夜道を安全に移動できます。
また、テントの中では、照明代わりになります。100円ショップで販売されているヘッドライトは、基本的に乾電池式になるので予備の乾電池も複数個備蓄しておきましょう。
◎折り畳み式ミニコンロ
簡単に調理ができる折りたたみ式ミニコンロもあると便利です。
固形燃料やバーナーで加熱することで、食材に火を通せます。折り畳み式なので、荷物の邪魔にもなりません。
100円ショップには、アウトドアに最適な調理器具であるメスティンも販売しているので、コンロと併せて、防災キャンプで活躍します。
◎伸縮包帯
防災キャンプで傷を手当する方法を練習する際に役立つアイテムが、伸縮包帯です。
災害が発生すると、医療機関が混雑して、すぐに処置を受けられない可能性があります。
伸縮包帯を使った止血法などの応急処置を覚えておくことで、災害時に役立ちます。
備えあれば憂いなし!
災害大国・日本に住んでいる限り、避けることのできない自然災害🌀
ただ漠然と災害の対策をするのではなく、防災キャンプなどで楽しく防災知識が身についたら嬉しいですよね🎵
知識と経験があれば、自分や自分の家族だけでなく、他の大勢の人の命が助かる可能性が高まります。
是非、機会があれば【防災キャンプ】を体験してみてはいかがでしょうか✨
それでは、本日はこの辺で!
皆さん本日もご安全に!!
金成では一緒に働いてくれる現場施工の職人やCADを使った設計業務ができる方を常時募集しております。
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