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多文化共生指針👥

こんにちは!金成、川﨑です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月に入り、太陽の日差しが強い日が増えてきましたね☀

 

水分補給や熱中症対策を怠らずに、安全にお過ごしくださいませ!

 

 

 

 

 

 

弊社では工事部において外国人留学生を採用しているのですが、本日はこちらに関わるニュースを発見したので紹介しようと思います👍✨

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弊社がある横浜市鶴見区では、在住外国人の増加や多国籍化が進み、社会全体も人口減少・少子高齢化が進行するなど、区民を取り巻く環境が大きく変化していることを踏まえ、多文化共生社会のさらなる発展を目指すために「多文化共生基本指針」という施策の方向性を示す指針を策定しました。

区独自の多文化共生指針を策定するのは、横浜市では初めてのことだそうです👏✨

 

 

 

 

 

 

鶴見区は市内で2番目に在住外国人の数が多く、2023年末時点で1万5000人以上が暮らしています🏡✨その数はこの20年で倍増し、区民の約20人に1人が外国人となる計算です!その中でも特に中国、近年急増傾向にあるフィリピン、ベトナム籍の人が多く、その他にもブラジルやペルーといった南米系の国籍の人が多いのも鶴見区の特徴だそうです💡また、鶴見区に住んでいる外国人を年代別にみると、20~30代が約50%を占めており、若年層が集中していることから子育て世代が多く、地域活動の担い手としての活躍を期待されています✨

 

 

 

2008年には「多文化共生推進アクションプラン」を策定しており、それに基づき地域や事業者、団体と連携して多文化共生を推進するための様々な取り組みを行ってきましたが、それから15年が経ち外国人の数や国籍も多様化する中で、改めて今回の指針の策定に至りました。

策定にあたっては国・地域別の外国人数や年齢構成などの基礎データの収集、在住外国人へのヒアリングなどを実施し、支援団体や有識者などの意見も踏まえて作られています📄

 

 

 

 

 

 

調査の中で、在住外国人から暮らしやすいと感じた点について

 

 

 

☻いろいろな国出身の人がいて、なじみやすい。同じ国の友人や日本人の同僚との情報交換もしている。
☻日本語が不慣れな中でも、子どもが通う幼稚園の親たちはやさしく、たくさん会話をしてくれている。
☻子どもが病気になると保育園で相談し、病院も紹介してもらった。
☻日本語教室の先生が、日本での生活や、仕事をしていくために必要なステップを教えてくれた。
☻地域のイベントでの母国の料理や音楽などの紹介を通じ、地域の人と仲良くなれた。留学生がお祭りに参加している地域もある。

 

 

などといった声があがった反面👇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

①コミュニケーションに関わる悩み💭

ことば・情報収集機会・学習支援 など

 

・日本語はどこで学べるの?身近にまなべるところがあるといい。
・生活情報はどこにあるの?多言語かつわかりやすく発信してほしい。  など

 

たとえば、いざ日本に住むことになるとまず訪れなければいけない役所では、難しい専門用語がずらりと並んでいますよね。もちろん、サポートする職員が常駐しているかと思いますが、できれば事務的なことはスムーズに終えたいのが本音です💭何をしなければいけないのか、手続きに何が必要なのか、一目で見て分かりやすいことが理想です。

また、いざ病院を受診しようとしても今の自分の症状が伝えられなければ、薬を処方してもらえません。特に、病院では日本人でも分かりにくい特殊な専門用語が多いので、言語的サポートが必需なのは容易にわかりますね💦

外国人一人ひとりのニーズに合ったサービス・支援に関する情報が、必要な時にタイムリーに伝わるよう、また、来日後まもない外国人が日本の習慣や文化を知り、早期に生活基盤を整えられるよう、情報伝達のさらなる円滑化が求められています!

 

 

 

 

②生活支援に関する悩み💭

住宅、就労、福祉、防災など

 

・病気になったらどこに行けばいい?
・入学や受験の仕組みが難しい。
・災害が起きたときにどこに避難すればいいの?  など

 

外国人区民全体で見ると、若い世代や子育て世帯が多い一方で、鶴見で長く生活し、年金や介護の問題が身近になりつつある高齢者も増えています。また、鶴見に暮らす期間や目的も一人ひとり異なっており、必要なサービスも人それぞれです。そこで、外国人も日本人と同じように安心して暮らし続けられるよう、まずは来日直後の住宅・仕事探しへの支援のほか、子どもから高齢者までそれぞれのライフステージに合わせた適切なサービスの提供、そして、災害・病気といった緊急時対応など、各機関が連携し、外国人の生活を支える体制づくりが必要です。

 

地震大国の日本においては、避難所や緊急時の行動の仕方だけでなく、先日のブログでもご紹介したように備蓄などの防災についてなどの情報共有が日常的にされるよう、早急に情報網を整備する必要がありそうですね!

 

 

 

 

③地域・社会参画への悩み💭

地域活動への参画、スキルの発揮 など

・外国人同士が集まる機会や日本人とも交流する機会がほしい。
・自分のスキルを活かした仕事、活動がしたい。
・子供連れで行ける遊び場やイベントが知りたい。  など

外国人意識調査では、外国人区民から日常的な支え合いの様子が伺えるものの、地域活動の一つである自治会町内会については、目的や役割などの基本的な情報が伝わっていないという声もありました。そのような中でも「外国人同士や日本人とも交流したい」「母国の料理や文化を紹介したい」など、地域活動への参画を望む声もあり、今後、より一層、地域において顔の見える関係を築くためには、地域活動に参加するきっかけづくりや、外国人のニーズに合った活動情報を伝える工夫も必要です。そして、外国人と日本人が同じ地域の一員としてお互いの文化・習慣を学び合い、理解する姿勢と、一人ひとりのスキルを発揮できる風土づくりが重要です。

 

外国人の地域活動の参画は、日本人にとっても多文化理解が促進され、地域にもたらす影響は大きなものになりそうです!

 

 

 

 

 

 

 

 

鶴見区は「多文化共生基本指針」の中で目指したい姿として

 

~国や文化のちがいを超え、誰もがいきいきと暮らすまち・つるみ~

 

と掲げて、上記の課題をクリアするために、行政、地域、事業者や団体が連携して、下記の3つの施策を推進していきます👊🔥

 

 

 

 

 

 

①コミュニケーション支援

情報アクセスや相談・学習支援の充実によるつながりづくり

外国人も日本人と同じように生活に必要な情報や権利・義務を知ることができるよう、多言語化や発信方法の工夫、「やさしい日本語」の活用を推進するとともに、日本語学習の機会の充実を図ります。

 

 

例えば…
・生活情報の多言語化や翻訳ツールの充実、「やさしい日本語」(※)の積極活用
・Web・SNSを活用したタイムリーな情報発信
・支援機関や店舗等を通じた、継続的な情報発信やニーズの把握
・日本語支援ボランティアの育成や学習ニーズとのマッチングの促進

 

鶴見区役所では英語、中国語、韓国・朝鮮語、ポルトガル語、スペイン語、ベトナム語などのタブレット端末によるテレビ電話通訳サービスや、翻訳機器の活用、各種資料の多言語化を推進するとともに、誰でも読みやすく、わかりやすいように工夫した「やさしい日本語」の活用を積極的に行っています。

 

 

 

 

②生活支援

一人ひとりの安全・安心な暮らしを支える体制づくり

それぞれのライフサイクルや移住機関に応じたサービスの提供を行い、文化や言語、制度などの違いにかかわらず、外国人が安全・安心に暮らせるよう支援します。

 

 

例えば…
・日常的な困りごとに対する相談対応
・住まい・仕事探しのサポートやアフターフォロー
・医療・保険・福祉サービスの切れ目のない提供
・保育・教育体制の確保
・災害時の備えの普及啓発、支援体制の充実  など

 

 

 

 

③地域・社会参画の推進

外国人、日本人が互いに学び合い、助け合う地域づくり

外国人が地域社会の一員として自立して暮らすとともに、様々なコミュニティにおいて、自分らしく活躍できるよう、地域における多文化共生の風土づくりを進めます。

 

 

例えば…
・基本指針の周知による強制意識の醸成
・多言語ツールの普及による地域でのコミュニケーション機械の促進
・外国人と日本人が互いの文化・習慣を知り、交流する場作り
・外国人の経験・スキルを発揮できる環境づくり
・地域コミュニティのニーズと外国人人材をマッチングする仕組みづくり  など

 

 

 

 

 

 

主に

 

・区内の飲食店、店舗、郵便局 etc.
・鶴見区役所のすべての窓口
・NPO法人、ボランティア団体 etc.
・鶴見国際交流ラウンジ、日本語支援拠点施設 鶴見ひまわり etc.
・国際学生会館&地域の自治会町内会 etc.

 

などの地域、団体、事業者などが多文化共生の推進のために活動していきます!

 

 

 

 

 

参照:鶴見区多文化共生基本指針【令和6年度】 横浜市鶴見区 (yokohama.lg.jp)

 

 

 

 

 

日本は【思いやり精神】の強い国として知られている通り、在日外国人にとって様々な人のサポートが心の支えになっていることは間違いないでしょう。

ですが、まだまだ支援が隅々まで行き届いていないのも、これまた現状です。

私たちにできることには限りがあるかと思いますが、鶴見区に住んでいる方もそうでない方も、ぜひこちらを読んでいただき【多文化共生】について考えるきっかけにしていただけると幸いです♬

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは、本日はこの辺で!

 

 

 

 

 

 

皆さん本日もご安全に!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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皆さまからの募集をお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

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