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予防接種💉

こんにちは!金成、川﨑です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弊社で4月から新たに保育園事業を始めたことをお話ししましたが、本日は主に子どもに関わるお話をしようと思います👆

 

 

 

 

 

 

 

 

4月1日から予防接種と感染症のワクチン接種の内容が変更になったのを皆さまご存じでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

今回、3種類のワクチン接種の内容が変更となったので、順を追って紹介します💡✨

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず1つ目が、乳児対象の2つのワクチンがまとまった5種混合ワクチンの接種が始まりました!

 

 

 

 

 

これまで実施している4種混合ワクチンとHibワクチンのいずれの成分も含むワクチンとなり、4月1日以降初めて接種する人※は、原則5種混合ワクチンでの接種が可能です。(※既に4種混合ワクチンまたはHibワクチンで接種を開始している人は、残りの回数も原則同一ワクチンでの接種となります。)つまり、本来4種混合ワクチン、Hibワクチンそれぞれ4回、計8回接種しなければならないところ、1種類で済むため4回で終了します!

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらを接種することで下記の感染症を予防することができます。

 

 

 

(1)ジフテリア(Diphtheria)

ジフテリア菌の飛沫感染で起こる感染症です。ワクチン接種により、現在では患者発生数は年間0が続いています。しかし、ジフテリアは感染しても10%程度の人に症状が出るだけで、残りの人は症状が出ない保菌者となり、その人を通じて感染することもあります。主にのどに感染しますが、鼻にも感染します。症状は、高熱、のどの痛み、ケンケンという犬が吠えるような咳、嘔吐などで、偽膜と呼ばれる膜ができて窒息死する可能性もあります。発病2~3週間後に菌の出す毒素によって、心筋障害や神経麻痺を起こすことがあるため注意が必要です。

 

 

 

(2)百日せき(Pertussis)

百日せき金の飛沫感染で起こる感染症です。百日せきワクチンの接種が始まって以来、患者数は減少していましたが、平成19年に国内の大学での集団感染が報告されました。最近、長引く咳を特徴とする思春期、成人の百日せきがみられ、乳幼児への感染源となり重症化する例があるので注意しましょう。

百日せきは普通の風邪のような症状で始まります。続いて咳がひどくなり、顔を真っ赤にして連続的にせき込むようになります。通常熱はでませんが、乳幼児はせきで呼吸ができず、唇が青くなったり(チアノーゼ)、けいれんが起きたりすることがあります。乳児では肺炎や脳症などの重い合併症を起こし、命を落とすこともあります。

 

 

 

(3)破傷風(Tetanus)

破傷風はヒトからヒトへと感染するのではなく、土の中にいる菌が傷口からヒトの体内に入ることによって感染します。菌が体の中で増えると、菌の出す毒素によって、口が開かなくなったり、けいれんを起こしたりして、死亡することもあります。患者の半数は本人や周りの人では気づかない程度の軽い傷が原因で感染してしまいます。土の中に菌がいるため、感染する機会は常にあります。

 

 

 

(4)ポリオ(Polio)

ポリオは、かつて「小児麻痺」とも呼ばれ、日本でも1960年代前半までは流行を繰り返していましたが、現在では予防接種の効果で国内の自然感染は報告されていません。しかし、現在でもパキスタンやアフガニスタンなどの国では野生株ポリオウイルスによるポリオの発生があることから、これらの地域で日本人がポリオに感染したり、日本にポリオウイルスが入ってくる可能性があります。

ポリオウイルスは、ヒトからヒトへ感染します。感染した人の便中に排泄されたウイルスが口から入り、のど又は腸で増殖し、数週間にわたって便中に排泄されます。感染してもほとんどの人が無症状ですが、5%くらいの人にのどの痛み、発熱などの風邪症状がみられます。また、感染した人の1~2%の人は無菌性髄膜炎を発症しますが、2~10日ほどで軽快します。しかし、感染者の約1,000~2,000人に1人は麻痺を起こし、後遺症として運動障害が残る場合もあり、ときに呼吸不全を起こして死亡することもあります。

 

 

 

(5)ヒブ感染症

インフルエンザ菌、特にb型(Hib)は、中耳炎、副鼻腔炎、気管支炎などのほか、髄膜炎、敗血症、咽頭がい炎、肺炎などの重篤な全身感染症を引き起こす原因となります。

Hib(ヒブ)による髄膜炎は、2010年以前、5歳未満人口10万対7.1~8.3とされ、国内では年間400人が発症し、約11%が予後不良と推定されました。生後4か月~1歳までの乳児が過半数を占めていました。

 

 

 

 

 

 

5種混合ワクチンの接種対象は、生後2か月から生後90か月までが対象となります。いつ初回接種をしたかによって、接種方法が異なるので地域の医療機関や役所などに問い合わせることをお勧めします👆✨

 

 

 

 

 

 

 

生後2か月から始まる怒涛の予防接種…💉

 

 

 

 

特に4種混合ワクチンとHibワクチンは回数も多く、赤ちゃん泣かせな予防接種ですが、それが1つにまとまってくれるのは赤ちゃんにとっても、予防接種のスケジュールを考えるご両親にとっても嬉しいことですよね✨

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2つ目は、小児用肺炎球菌ワクチンにより効果の高いワクチンが追加されました!

 

 

 

 

 

従来使用していた13価ワクチン(沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン)から、新たに2種類の肺炎球菌に対応する成分が追加された15価ワクチン(沈降15価肺炎球菌結合型ワクチン)に変更となりました。なお、当面は13価ワクチンも定期接種として使用できます。また、接種対象者及び標準の接種スケジュールは従来の13価格ワクチンと同様、生後2か月から生後60か月までが対象で、接種回数は規定の間隔をあけて4回接種することになります。

 

 

 

 

 

肺炎球菌は、細菌による子どもの感染症の2大要因のひとつです。この菌は子供の多くが鼻の奥に保菌していて、ときに細菌性髄膜炎、菌血症、肺炎、副鼻腔炎、中耳炎といった病気を引き起こします。

 

 

 

 

 

肺炎球菌による化膿性髄膜炎の罹患率は5歳未満人口10万対2.6~2.9とされ、年間150人前後が発症していると推定されていました。死亡率や後遺症例(水頭症、難聴、精神発達遅延など)はヒブによる髄膜炎より高く、約21%が予後不良とされています。

 

 

 

 

 

こちらも小さなお子様がいるご家庭はスケジュールを確認してくださいね!

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、成人用肺炎球菌ワクチンの対象が原則65歳のひとのみに変更となりました🙇

 

 

 

 

 

66歳以上の人に接種機会を提供する経過措置は終了しました。今後は、65歳の人と60~64歳で指定する障害がある人が対象となります。

 

 

 

 

 

肺炎は全国における死因の上位に入ってきており、一般的に肺炎のうち1/4~1/3は肺炎球菌によるものと考えられています。成人用肺炎球菌ワクチン予防接種対象者については、これまで多くの方に接種機会を設けるために、国の経過措置として65歳から5歳刻みの対象年齢となる年度の方を対象として実施していましたが、長期療養の特例の場合を除き上記の期日以降は接種日現在で66歳以上の方に成人用肺炎球菌の定期接種は実施できなくなりました。

 

 

 

 

 

ここで注意したいのが、成人用肺炎球菌ワクチンの定期予防接種がテレビCM等のメディアで扱われたことなどもあり、すでに定期接種を受けられたことのある方が未接種と思い込み、誤って再度定期接種を受けようとする事例がおきているそうです。

 

 

 

 

成人用肺炎球菌ワクチンを定期接種として受けられるのは生涯1回限りとなっており、2回目以降は全額自己負担の任意接種でしか接種を受けられませんのでご注意くださいませ💦

こちらも市や区のホームページに詳細が載っておりますので、ご参照ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

赤ちゃんは、お母さんのお腹にいるときにお母さんから様々な病気に対する免疫が受け継がれます🧬

 

 

しかし、たとえば百日せきの抗体は生まれて早い時期に、麻疹(はしか)の抗体は乳児期後半には失われてしまうそうです😱

 

 

 

 

また、予防接種には「個人を守る」「社会を守る」2つの役割があります。

予防接種を受けるとその病気に対する免疫(抵抗力)がつくられ、その人の感染症の発症あるいは重症化を予防することができます。

 

 

また、多くの人が予防接種を受けることで免疫を獲得していると、集団の中に感染患者が出ても流行を阻止することができる「集団免疫効果」が発揮されます。さらに、ワクチンを接種することができない人を守ることにもつながります。

 

 

 

 

 

大事なお子様を守るためにも、自分や周りにいる人たちを守るためにも、正しい情報をもとに確実にワクチンを接種していきましょう✨

 

 

 

 

 

 

それでは、本日はこの辺で!

 

 

 

 

 

 

皆さん本日もご安全に!!

 

 

 

 

 

 

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